はじめに
九州は阿蘇や霧島をはじめとする雄大な山々、カルスト台地や温泉地など、バリエーション豊かな自然に恵まれています。そんなフィールドを舞台に、年間を通して数多くのトレイルランニング大会が開催されています。
本記事では、「月ごと × 距離・累積標高」で整理した九州の主要トレイルランニング大会を一覧表にまとめました。初心者からウルトラランナーまで、自分のレベルや予定に合わせて大会を探すことができます。遠征ランとして観光や温泉と組み合わせるのもおすすめです。
九州トレイルランニング大会カレンダー(2025)
各大会の詳細
1月開催の大会
Shodai Adventure Mountain (熊本県)
熊本県玉名市で開催されます。コースには**ショート**(14km / 累積標高差D+1150m)、**ロング**(22km / D+1700m)、**ミニ・キッズ**(2km)の種目があります。親子伴走を行いたい場合はミニでエントリー可能です。年代別表彰区分は細かく設定されているのが特徴です。
川崎雄哉カップ・上五島トレイル (長崎県)
長崎県南松浦郡新上五島町で開催されます。距離は18km(累積標高差D+1050m程度)です。日本トレイル界のトップランナーの一人、川崎雄哉さんが開催する上五島の大会です。移動はフェリーになります。新上五島町の地域活性やPR的な側面もあります。前夜祭・後夜祭があり、特に前夜祭は豪華な料理が出ます。レース中のエイドでは職人が握る**スシ**が出るなど、食がとても美味しい大会として知られています。
2月開催の大会
Nagasaki Round Trail2026 (長崎県)
長崎県長崎市で開催されるシティートレイルで、長崎港を囲む低山をぐるっと一周するコースです。種目には**ショート**(20km / D+1200m)と**ラウンド(ロング)**(47km / D+3000m)があります。長崎は坂が多いことが特徴です。2026年2月15日に開催予定であり、前夜祭も予定されています。
冠岳トレイル in いちき串木野 (鹿児島県)
鹿児島県いちき串木野市で開催されます。コースには**ショート**(10km / D+600m)と**ロング**(18km / D+1300m)があります。九州百名山の一座である冠岳がコースとなっており、開催時期が2月上旬のため、積雪することもあります。前夜祭もあります。
球磨川リバイバルトレイル(ショート)(熊本県)
熊本県球磨村で開催されます。距離は30km(累積標高差D+1700m)です。九州唯一(周回除く)の100マイルレースである球磨川リバイバルトレイルのショート版にあたります。エイドとふるまいが非常に豪華であると参加者の間で評判です。ウェブサイトはマイルレースと共通のため、現在ショートの情報は公式にあまり載っていませんが、前夜祭があります。
綾・国富ツインピークス (宮崎県)
宮崎県国富町で開催されます。種目には**ショート**(20km / D+1200m)と**ロング**(35km / D+1900m)があります。後夜祭が開催されます。
3月開催の大会
五ヶ山・脊振クロストレイル (福岡県)
福岡県那珂川市で開催され、距離は32km(累積標高差D+2000m)です。福岡市内から最も近い場所でITRAポイントの獲得が可能なレースです。4時間以内で完走すると翌年の**ダブル**出場権(同じ制限時間で2周する)を獲得できるため、このレンジの大会としては屈指の完走難易度を誇ります。9月にはこのコースを3or5周するスパイラルトレイルもありますが、2024年、2025年は道の関係で中止です。
平尾台クロスカントリー (福岡県)
福岡県北九州市の平尾台で開催されるレースで、主催は市です。野焼き後の平尾台を走ります。クロスカントリーと銘打たれていますが、ほぼトレイルレースであり、一部は翌月開催の平尾台トレイルランニングレースのコースと重複しています。**3kmの部**と**10kmの部**(D+350m程度)があります。
南畑里山トレイル (福岡県)
福岡県那珂川市で開催され、距離は11.4km(累積標高差D+580m)です。以前開催されていた「九千部トレイルランニング」終了後に新たに誕生した大会で、2025年で3回目を迎えます。初心者でも参加しやすい人気の草レースで、豪華な出店やお昼ご飯も楽しみのひとつとされています。
高平山ロード&トレイルラン (宮崎県)
宮崎県延岡市で開催されます。距離は19.5km(累積標高差D+850m程度)で、ロードとトレイルが半々(半分程度)のコースです。林道率が高く、クロスカントリー寄りの性質を持つと見られています。
Takachiho Peaks ~つながるトレイル~ (宮崎県)
宮崎県高千穂町で開催され、距離は15.4km(累積標高差D+1400m)です。祖母山系の親父山などがコースに含まれています。
八幡山岳会カントリーレース(春)(福岡県)
福岡県北九州市で開催され、距離は23km(累積標高差D+1800m程度)です。地元山岳会が中心となって主催する伝統的なレースで、開催100回を越えています。春と秋(11月/12月)の年2回開催されます。開始が1時間早い「歩きの部」もあります。スタート最寄りの採銅所駅は**電子マネー非対応**であるため、乗車時に切符を買う必要があります。
4月開催の大会
多良の森トレイルランニング (長崎県)
長崎県と佐賀県にまたがる多良岳県立自然公園で開催され、長崎県大村市の野岳湖公園を発着点とします。コースは、初級者向けの**フォレストコース**(約20km / 累積標高差約1,460m)と、中・上級者向けの**修験者コース**(約40km / 累積標高差約3,400m)の2種類です。修験者コースは九州のロングレースで屈指の難易度と言われ、長い鎖場や直登を含む山岳要素が強いコースです。
上峰町つばきの森トレイル (佐賀県)
佐賀県上峰町で開催されます。**ショート**(6.5km / D+360m程度)と**ミドル**(13km / D+720m程度)があり、距離と標高差が易しく、難所もないため、トレイルレース初心者でも参加しやすい大会です。正午には全競技が終了する気軽さも特徴です。中学生までの「**親子ペア**」(6.5km、制限時間なし)部門も用意されています。
RunRunトレイルかごしまinグリーンファーム (鹿児島県)
鹿児島県鹿児島市で開催され、1周2.5km、標高差約130mの自然歩道がコースです。**ミドル**(7.5km/3周)、**ロング**(12.5km/5周)、**キッズ**(2.5km/1周、小学生)、**親子ペア**(2.5km/1周)の種目があります。**野菜収穫体験**ができる珍しい大会であり、子どもや親子ペアがメインで楽しめる雰囲気があります。前夜祭もあります。
阿蘇トレイル女学院 (熊本県)
熊本県阿蘇市で開催され、距離は15km(累積標高差D+530m)です。**女性のみエントリーできる**珍しい形態のトレイルレースです。かつて女学生が通学路として使っていた古道がコースとして整備されています。
べっぷ鶴見岳一気登山大会 (大分県)
大分県別府市で開催される大会で、距離は12km(累積標高差D+1375m)です。別府の海抜0mの海辺から鶴見岳山頂(1375m)を目指す一気登山で、ロード比率は高いものの、しっかりとした登山道の上りがあるためトレイルレースの枠でカウントされます。令和6年の台風による崩落の影響で、**令和7年(2025年)の大会は中止**となりました。
北九州・平尾台トレイルランニングレース (福岡県)
福岡県北九州市で開催され、**ショート**(17km / D+976m)と**ロング**(40km / D+2488m)があります。トレイルランニング界のレジェンドである石川弘樹氏がプロデュースしています。日本三大カルストの一つである平尾台(羊群原中心)が舞台であり、景色が非常に良く、走って気持ち良いコースで、福岡県で随一の人気を誇る大会です。2025年はロングにペア部門が追加されました。小倉駅から有料のシャトルバスも出ているため、遠方からも比較的参加しやすいです。
5月開催の大会
江代山GOGOトレイル (熊本県)
熊本県球磨郡水上村の江代山に開通されたルートを走る大会で、距離は15km(累積標高差D+1100m)です。大会終了後にはふるまいのBBQが提供されます。
九州脊梁トレイルジャーニー (熊本県)
熊本県上益城郡で開催される、総距離164km(累積標高差D+16000m)の大会です。九州では珍しい4日間のステージレースであり、コーススペックはがっつりキツめの100マイルレース準拠で、熟練者向けの印象が強いです。申込者数超過の場合は書類選考が行われます。
阿蘇ボルケーノトレイル (熊本県)
熊本県阿蘇市、高森町、南阿蘇村を舞台に開催されます。距離は112km(累積標高差D+5000m)で、開催2回目にして九州を代表する100km超のウルトラトレイルレースとなりました。普段は入ることができない阿蘇の草原地帯を走る貴重な機会を提供します。距離比の獲得標高が低く比較的走りやすいですが、初日の早い時間に雨が降った場合、難易度が激しく跳ね上がることがあります。
鏡洲の森トレイル (宮崎県)
宮崎県宮崎市で開催されます。**ショート**(13km / D+1100m)と**ロング**(26km / D+2200m)があり。市内南部にある双石山付近の縦走路を周回するコースです。**滝への「ドボン」** が有名です。
6月開催の大会
MIZUKAMI MOUNTAIN PARTY (MMP) (熊本県)
熊本県水上村で開催され、通称MMPと呼ばれます。**ショート**(25km / D+2000m)と**ロング**(53km / D+4000m)があり、コースは比較的険しいです。名前の通り後夜祭でパーティーが開かれ、食事が豪華であることが特徴です。
Nordisk Adventure Challenge in KAMA (福岡県)
福岡県嘉麻市で開催される、九州では珍しいアドベンチャーレースです。競技には、ランニング(オリエンテーリング)、リバートレッキング、**トレイルランニング**、MTB、カヤックが含まれ、総距離は約20kmです。上限4時間と設定されており、初心者でも参加しやすいとされています。チームは三人一組で構成されます。前夜祭もあります。
7月開催の大会
南阿蘇カルデラトレイル(夏)(熊本県)
熊本県阿蘇郡南阿蘇村で開催され、7月と12月の年2回開催されます。**2km**、**ショート**(18km / D+1000m)、**ミドル**(30km / D+1500m)、**ロング**(50km / D+2500m)と多様な部門があります。参加者が多く、一部は阿蘇ボルケーノトレイルと同じエリアを走ります。比較的走りやすく展望の良いポイントもあり、トレイルレース初心者から楽しめます。夏は会場のアスペクタでテン泊や車中泊が可能です(要予約・有料)。
霧島・えびの高原エクストリームトレイル (宮崎県)
宮崎県えびの市で開催され、九州の夏を代表する人気レースです。**ショート**(33km / D+1700m)と**ロング**(65.5km / D+3059m)があります。林道が多く、走るタイプのレイアウトが特徴です。活火山である新燃岳の動静によりコースレイアウトが直前に変わることもあります。ショートコースは制限時間が長く、初心者にもおすすめされています。ロングはITRAポイント3pt、ショートは2ptが設定されています。
8月開催の大会
九州脊梁ピストントレイル (宮崎県)
宮崎県五ヶ瀬町などで開催されます。**ショート**(23km / D+1460m)と**ロング**(64km / D+3460m)があり、駅伝の部も設けられています。真夏の九州脊梁をピストンするため非常に暑く、水が不足しがちになることから、必携量が多めに設定されています。
やっちろドラゴントレイル (熊本県)
熊本県八代市で開催され、距離は50km(累積標高差D+3000m)で、駅伝の部もあります。災害復興祈念を冠しており、地元の有志チームによって運営されています。**速さを競う主旨ではないため、着順による表彰は行われません**。真夏に海抜ほぼ0mのロードを走る区間があり非常に暑いです。エイドが充実しており、かき氷も提供されます。半分まで到達すると完走扱い(準完走)となります。
西原村モーニングトレイル (熊本県)
熊本県阿蘇郡西原村で開催されます。**ショート**(5.5km / D+250m、親子ペア部門あり)と**ロング**(18km / D+1350m)があります。南阿蘇付近、俵山などの縦走路を走ります。お盆週の日曜開催で、参加しやすさから人気が高い大会です。
9月開催の大会
九州脊梁山脈トレイルラン (熊本県)
熊本県上益城郡で開催される九州脊梁の周回コースで、距離は35km(累積標高差D+2200m)です。九州脊梁ピストントレイルとは基本的に異なるルートです。2024年は中止となりました。
南小国黒川トレイル (熊本県)
熊本県阿蘇郡南小国町で開催されます。距離は20km(累積標高差D+1000m)です。2024年には「北阿蘇トレイルマラニック」という企画の一環として実施されました。
糸島二丈トレイル (福岡県)
福岡県糸島市で開催されます。2025年に新コースとなり18km(累積標高差D+1450m)と距離が少し伸びました。**砂浜キッズラン**(1.2km)もあります。海抜0mに近い付近から二丈岳を登り降りするレイアウトで、景観が抜群です。マルシェも開催されます。
10月開催の大会
冠岳トレイル100 (鹿児島県)
鹿児島県いちき串木野市で開催される周回系のレースです。部門は**アタック5**(52.5km / D+3000m)、**アタック10**(105km / D+6000m)、**アタック12**(126km / D+7200m)、**アタック16**(168km / D+9600m)があり、周回系の100マイルレースとして知られています。
霧島登山マラソン (宮崎県)
宮崎県西諸県郡高原町で開催される一気登山系の山岳マラソンです。皇子原公園から高千穂峰まで登るコースで、距離は9km(累積標高差D+1200m)です。距離/標高比で標高の方が高く、非常にハードなコース設定となっています。
御船ジュラシックトレイル (熊本県)
熊本県御船町で開催されます。**3km**(D+100mくらい)と**20km**(D+800m)の部門があります。コースはトレイルランニングの初心者でも走りやすいスペックです。化石発掘体験に参加できるユニークな大会であり、BBQもあります。
11月開催の大会
西米良スカイトレイル (宮崎県)
宮崎県西米良村で開催され、市房山が主なコースとなります。**ショート**(4.5km / D+260m)、**バーティカル**(20.2km / D+2360m)、**ロング**(40.5km / D+3164m)の種目があり。コースレイアウトはほとんど登り主体となります。九州の大会では数少ない**バーティカル部門**が設けられています。
錦江町でんしろうトレイル (鹿児島県)
鹿児島県肝属郡錦江町川原(大隅半島に位置)で開催されます。**ショート**(13km / D+540m)、**ミドル**(20.6km / D+1190m)、**ロング**(39km / D+2700m)があり。タフなレイアウトです。郷土料理ビュッフェ形式の前夜祭が開催されます。
球磨川リバイバルトレイル (熊本県)
熊本県八代市、五木村、山江村、球磨村、水上村などを通るレースです。**川辺川コース**(102km / D+5800m)と**球磨川コース**(167km / D+9400m)があり、周回を除けば九州唯一の100マイルレースです。球磨川豪雨の被災地がコースに組み込まれており、その痕跡を辿る「旅」という側面も持ちます。九州脊梁山地の深部を走り、ジビエを活かしたエイドが用意されています。
南阿蘇トレニック (熊本県)
熊本県阿蘇郡高森町周辺で開催され、距離は23km(累積標高差D+1000m)です。**「トレイルラン&トレイン+ピクニック=トレニック」**がテーマで、受付後、南阿蘇鉄道に乗車してスタート地点に向かうユニークな形式が魅力です。競争ではない楽しみからのアプローチが特徴で、エントリーフィーも格安です。
八幡山岳会カントリーレース(秋)(福岡県)
基本情報は春開催と同じ(23km / D+1800m程度)ですが、秋のほうが天候面は安定している傾向があります。
孔子の里 トレイルラン in たく (佐賀県)
佐賀県多久市で開催されます。**ショート**(17km / D+937m)と**ロング**(25km / D+1390m)があり。林道が多く走りやすいタイプで、初心者でも参加しやすいと評判です。
12月開催の大会
英彦山 峰入り道トレイル (福岡県)
福岡県嘉麻市で開催され、距離は18km(累積標高差D+1300m)です。コースは概ね「嘉穂アルプス」の縦走路であり、コース変更によって走ることができる割合が増えました。
南阿蘇カルデラトレイル(冬)(熊本県)
南阿蘇カルデラトレイルの冬開催で、コース設定は夏と同じですが、12月の阿蘇は非常に寒く、基本的には積雪していると考える方が良いとされています。稜線区間(標高1200m付近)は風が強く、万が一行動不能になった場合、低体温症などのリスクが考えられるため、エマージェンシーシートなどの防寒対策が必須となります。
藺牟田池外輪山トレイル (鹿児島県)
鹿児島県薩摩川内市で開催されます。**ショート、親子ペア**(5km / D+290m)、**ミドル**(10km / D+580m)、**ロング**(18km / D+870m)の種目があり。藺牟田池の外輪山を周回するコースで、カテゴリーによって周回回数が増えます。
各大会の詳細
1月開催の大会
Shodai Adventure Mountain (熊本県)
熊本県玉名市で開催されます。コースには**ショート**(14km / 累積標高差D+1150m)、**ロング**(22km / D+1700m)、**ミニ・キッズ**(2km)の種目があります。親子伴走を行いたい場合はミニでエントリー可能です。年代別表彰区分は細かく設定されているのが特徴です。
川崎雄哉カップ・上五島トレイル (長崎県)
長崎県南松浦郡新上五島町で開催されます。距離は18km(累積標高差D+1050m程度)です。日本トレイル界のトップランナーの一人、川崎雄哉さんが開催する上五島の大会です。移動はフェリーになります。新上五島町の地域活性やPR的な側面もあります。前夜祭・後夜祭があり、特に前夜祭は豪華な料理が出ます。レース中のエイドでは職人が握る**スシ**が出るなど、食がとても美味しい大会として知られています。
2月開催の大会
Nagasaki Round Trail2026 (長崎県)
長崎県長崎市で開催されるシティートレイルで、長崎港を囲む低山をぐるっと一周するコースです。種目には**ショート**(20km / D+1200m)と**ラウンド(ロング)**(47km / D+3000m)があります。長崎は坂が多いことが特徴です。2026年2月15日に開催予定であり、前夜祭も予定されています。
冠岳トレイル in いちき串木野 (鹿児島県)
鹿児島県いちき串木野市で開催されます。コースには**ショート**(10km / D+600m)と**ロング**(18km / D+1300m)があります。九州百名山の一座である冠岳がコースとなっており、開催時期が2月上旬のため、積雪することもあります。前夜祭もあります。
球磨川リバイバルトレイル(ショート)(熊本県)
熊本県球磨村で開催されます。距離は30km(累積標高差D+1700m)です。九州唯一(周回除く)の100マイルレースである球磨川リバイバルトレイルのショート版にあたります。エイドとふるまいが非常に豪華であると参加者の間で評判です。ウェブサイトはマイルレースと共通のため、現在ショートの情報は公式にあまり載っていませんが、前夜祭があります。
綾・国富ツインピークス (宮崎県)
宮崎県国富町で開催されます。種目には**ショート**(20km / D+1200m)と**ロング**(35km / D+1900m)があります。後夜祭が開催されます。
3月開催の大会
五ヶ山・脊振クロストレイル (福岡県)
福岡県那珂川市で開催され、距離は32km(累積標高差D+2000m)です。福岡市内から最も近い場所でITRAポイントの獲得が可能なレースです。4時間以内で完走すると翌年の**ダブル**出場権(同じ制限時間で2周する)を獲得できるため、このレンジの大会としては屈指の完走難易度を誇ります。9月にはこのコースを3or5周するスパイラルトレイルもありますが、2024年、2025年は道の関係で中止です。
平尾台クロスカントリー (福岡県)
福岡県北九州市の平尾台で開催されるレースで、主催は市です。野焼き後の平尾台を走ります。クロスカントリーと銘打たれていますが、ほぼトレイルレースであり、一部は翌月開催の平尾台トレイルランニングレースのコースと重複しています。**3kmの部**と**10kmの部**(D+350m程度)があります。
南畑里山トレイル (福岡県)
福岡県那珂川市で開催され、距離は11.4km(累積標高差D+580m)です。以前開催されていた「九千部トレイルランニング」終了後に新たに誕生した大会で、2025年で3回目を迎えます。初心者でも参加しやすい人気の草レースで、豪華な出店やお昼ご飯も楽しみのひとつとされています。
高平山ロード&トレイルラン (宮崎県)
宮崎県延岡市で開催されます。距離は19.5km(累積標高差D+850m程度)で、ロードとトレイルが半々(半分程度)のコースです。林道率が高く、クロスカントリー寄りの性質を持つと見られています。
Takachiho Peaks ~つながるトレイル~ (宮崎県)
宮崎県高千穂町で開催され、距離は15.4km(累積標高差D+1400m)です。祖母山系の親父山などがコースに含まれています。
八幡山岳会カントリーレース(春)(福岡県)
福岡県北九州市で開催され、距離は23km(累積標高差D+1800m程度)です。地元山岳会が中心となって主催する伝統的なレースで、開催100回を越えています。春と秋(11月/12月)の年2回開催されます。開始が1時間早い「歩きの部」もあります。スタート最寄りの採銅所駅は**電子マネー非対応**であるため、乗車時に切符を買う必要があります。
4月開催の大会
多良の森トレイルランニング (長崎県)
長崎県と佐賀県にまたがる多良岳県立自然公園で開催され、長崎県大村市の野岳湖公園を発着点とします。コースは、初級者向けの**フォレストコース**(約20km / 累積標高差約1,460m)と、中・上級者向けの**修験者コース**(約40km / 累積標高差約3,400m)の2種類です。修験者コースは九州のロングレースで屈指の難易度と言われ、長い鎖場や直登を含む山岳要素が強いコースです。
上峰町つばきの森トレイル (佐賀県)
佐賀県上峰町で開催されます。**ショート**(6.5km / D+360m程度)と**ミドル**(13km / D+720m程度)があり、距離と標高差が易しく、難所もないため、トレイルレース初心者でも参加しやすい大会です。正午には全競技が終了する気軽さも特徴です。中学生までの「**親子ペア**」(6.5km、制限時間なし)部門も用意されています。
RunRunトレイルかごしまinグリーンファーム (鹿児島県)
鹿児島県鹿児島市で開催され、1周2.5km、標高差約130mの自然歩道がコースです。**ミドル**(7.5km/3周)、**ロング**(12.5km/5周)、**キッズ**(2.5km/1周、小学生)、**親子ペア**(2.5km/1周)の種目があります。**野菜収穫体験**ができる珍しい大会であり、子どもや親子ペアがメインで楽しめる雰囲気があります。前夜祭もあります。
阿蘇トレイル女学院 (熊本県)
熊本県阿蘇市で開催され、距離は15km(累積標高差D+530m)です。**女性のみエントリーできる**珍しい形態のトレイルレースです。かつて女学生が通学路として使っていた古道がコースとして整備されています。
べっぷ鶴見岳一気登山大会 (大分県)
大分県別府市で開催される大会で、距離は12km(累積標高差D+1375m)です。別府の海抜0mの海辺から鶴見岳山頂(1375m)を目指す一気登山で、ロード比率は高いものの、しっかりとした登山道の上りがあるためトレイルレースの枠でカウントされます。令和6年の台風による崩落の影響で、**令和7年(2025年)の大会は中止**となりました。
北九州・平尾台トレイルランニングレース (福岡県)
福岡県北九州市で開催され、**ショート**(17km / D+976m)と**ロング**(40km / D+2488m)があります。トレイルランニング界のレジェンドである石川弘樹氏がプロデュースしています。日本三大カルストの一つである平尾台(羊群原中心)が舞台であり、景色が非常に良く、走って気持ち良いコースで、福岡県で随一の人気を誇る大会です。2025年はロングにペア部門が追加されました。小倉駅から有料のシャトルバスも出ているため、遠方からも比較的参加しやすいです。
5月開催の大会
江代山GOGOトレイル (熊本県)
熊本県球磨郡水上村の江代山に開通されたルートを走る大会で、距離は15km(累積標高差D+1100m)です。大会終了後にはふるまいのBBQが提供されます。
九州脊梁トレイルジャーニー (熊本県)
熊本県上益城郡で開催される、総距離164km(累積標高差D+16000m)の大会です。九州では珍しい4日間のステージレースであり、コーススペックはがっつりキツめの100マイルレース準拠で、熟練者向けの印象が強いです。申込者数超過の場合は書類選考が行われます。
阿蘇ボルケーノトレイル (熊本県)
熊本県阿蘇市、高森町、南阿蘇村を舞台に開催されます。距離は112km(累積標高差D+5000m)で、開催2回目にして九州を代表する100km超のウルトラトレイルレースとなりました。普段は入ることができない阿蘇の草原地帯を走る貴重な機会を提供します。距離比の獲得標高が低く比較的走りやすいですが、初日の早い時間に雨が降った場合、難易度が激しく跳ね上がることがあります。
鏡洲の森トレイル (宮崎県)
宮崎県宮崎市で開催されます。**ショート**(13km / D+1100m)と**ロング**(26km / D+2200m)があり。市内南部にある双石山付近の縦走路を周回するコースです。**滝への「ドボン」** が有名です。
6月開催の大会
MIZUKAMI MOUNTAIN PARTY (MMP) (熊本県)
熊本県水上村で開催され、通称MMPと呼ばれます。**ショート**(25km / D+2000m)と**ロング**(53km / D+4000m)があり、コースは比較的険しいです。名前の通り後夜祭でパーティーが開かれ、食事が豪華であることが特徴です。
Nordisk Adventure Challenge in KAMA (福岡県)
福岡県嘉麻市で開催される、九州では珍しいアドベンチャーレースです。競技には、ランニング(オリエンテーリング)、リバートレッキング、**トレイルランニング**、MTB、カヤックが含まれ、総距離は約20kmです。上限4時間と設定されており、初心者でも参加しやすいとされています。チームは三人一組で構成されます。前夜祭もあります。
7月開催の大会
南阿蘇カルデラトレイル(夏)(熊本県)
熊本県阿蘇郡南阿蘇村で開催され、7月と12月の年2回開催されます。**2km**、**ショート**(18km / D+1000m)、**ミドル**(30km / D+1500m)、**ロング**(50km / D+2500m)と多様な部門があります。参加者が多く、一部は阿蘇ボルケーノトレイルと同じエリアを走ります。比較的走りやすく展望の良いポイントもあり、トレイルレース初心者から楽しめます。夏は会場のアスペクタでテン泊や車中泊が可能です(要予約・有料)。
霧島・えびの高原エクストリームトレイル (宮崎県)
宮崎県えびの市で開催され、九州の夏を代表する人気レースです。**ショート**(33km / D+1700m)と**ロング**(65.5km / D+3059m)があります。林道が多く、走るタイプのレイアウトが特徴です。活火山である新燃岳の動静によりコースレイアウトが直前に変わることもあります。ショートコースは制限時間が長く、初心者にもおすすめされています。ロングはITRAポイント3pt、ショートは2ptが設定されています。
8月開催の大会
九州脊梁ピストントレイル (宮崎県)
宮崎県五ヶ瀬町などで開催されます。**ショート**(23km / D+1460m)と**ロング**(64km / D+3460m)があり、駅伝の部も設けられています。真夏の九州脊梁をピストンするため非常に暑く、水が不足しがちになることから、必携量が多めに設定されています。
やっちろドラゴントレイル (熊本県)
熊本県八代市で開催され、距離は50km(累積標高差D+3000m)で、駅伝の部もあります。災害復興祈念を冠しており、地元の有志チームによって運営されています。**速さを競う主旨ではないため、着順による表彰は行われません**。真夏に海抜ほぼ0mのロードを走る区間があり非常に暑いです。エイドが充実しており、かき氷も提供されます。半分まで到達すると完走扱い(準完走)となります。
西原村モーニングトレイル (熊本県)
熊本県阿蘇郡西原村で開催されます。**ショート**(5.5km / D+250m、親子ペア部門あり)と**ロング**(18km / D+1350m)があります。南阿蘇付近、俵山などの縦走路を走ります。お盆週の日曜開催で、参加しやすさから人気が高い大会です。
9月開催の大会
九州脊梁山脈トレイルラン (熊本県)
熊本県上益城郡で開催される九州脊梁の周回コースで、距離は35km(累積標高差D+2200m)です。九州脊梁ピストントレイルとは基本的に異なるルートです。2024年は中止となりました。
南小国黒川トレイル (熊本県)
熊本県阿蘇郡南小国町で開催されます。距離は20km(累積標高差D+1000m)です。2024年には「北阿蘇トレイルマラニック」という企画の一環として実施されました。
糸島二丈トレイル (福岡県)
福岡県糸島市で開催されます。2025年に新コースとなり18km(累積標高差D+1450m)と距離が少し伸びました。**砂浜キッズラン**(1.2km)もあります。海抜0mに近い付近から二丈岳を登り降りするレイアウトで、景観が抜群です。マルシェも開催されます。
10月開催の大会
冠岳トレイル100 (鹿児島県)
鹿児島県いちき串木野市で開催される周回系のレースです。部門は**アタック5**(52.5km / D+3000m)、**アタック10**(105km / D+6000m)、**アタック12**(126km / D+7200m)、**アタック16**(168km / D+9600m)があり、周回系の100マイルレースとして知られています。
霧島登山マラソン (宮崎県)
宮崎県西諸県郡高原町で開催される一気登山系の山岳マラソンです。皇子原公園から高千穂峰まで登るコースで、距離は9km(累積標高差D+1200m)です。距離/標高比で標高の方が高く、非常にハードなコース設定となっています。
御船ジュラシックトレイル (熊本県)
熊本県御船町で開催されます。**3km**(D+100mくらい)と**20km**(D+800m)の部門があります。コースはトレイルランニングの初心者でも走りやすいスペックです。化石発掘体験に参加できるユニークな大会であり、BBQもあります。
11月開催の大会
西米良スカイトレイル (宮崎県)
宮崎県西米良村で開催され、市房山が主なコースとなります。**ショート**(4.5km / D+260m)、**バーティカル**(20.2km / D+2360m)、**ロング**(40.5km / D+3164m)の種目があり。コースレイアウトはほとんど登り主体となります。九州の大会では数少ない**バーティカル部門**が設けられています。
錦江町でんしろうトレイル (鹿児島県)
鹿児島県肝属郡錦江町川原(大隅半島に位置)で開催されます。**ショート**(13km / D+540m)、**ミドル**(20.6km / D+1190m)、**ロング**(39km / D+2700m)があり。タフなレイアウトです。郷土料理ビュッフェ形式の前夜祭が開催されます。
球磨川リバイバルトレイル (熊本県)
熊本県八代市、五木村、山江村、球磨村、水上村などを通るレースです。**川辺川コース**(102km / D+5800m)と**球磨川コース**(167km / D+9400m)があり、周回を除けば九州唯一の100マイルレースです。球磨川豪雨の被災地がコースに組み込まれており、その痕跡を辿る「旅」という側面も持ちます。九州脊梁山地の深部を走り、ジビエを活かしたエイドが用意されています。
南阿蘇トレニック (熊本県)
熊本県阿蘇郡高森町周辺で開催され、距離は23km(累積標高差D+1000m)です。**「トレイルラン&トレイン+ピクニック=トレニック」**がテーマで、受付後、南阿蘇鉄道に乗車してスタート地点に向かうユニークな形式が魅力です。競争ではない楽しみからのアプローチが特徴で、エントリーフィーも格安です。
八幡山岳会カントリーレース(秋)(福岡県)
基本情報は春開催と同じ(23km / D+1800m程度)ですが、秋のほうが天候面は安定している傾向があります。
孔子の里 トレイルラン in たく (佐賀県)
佐賀県多久市で開催されます。**ショート**(17km / D+937m)と**ロング**(25km / D+1390m)があり。林道が多く走りやすいタイプで、初心者でも参加しやすいと評判です。
12月開催の大会
英彦山 峰入り道トレイル (福岡県)
福岡県嘉麻市で開催され、距離は18km(累積標高差D+1300m)です。コースは概ね「嘉穂アルプス」の縦走路であり、コース変更によって走ることができる割合が増えました。
南阿蘇カルデラトレイル(冬)(熊本県)
南阿蘇カルデラトレイルの冬開催で、コース設定は夏と同じですが、12月の阿蘇は非常に寒く、基本的には積雪していると考える方が良いとされています。稜線区間(標高1200m付近)は風が強く、万が一行動不能になった場合、低体温症などのリスクが考えられるため、エマージェンシーシートなどの防寒対策が必須となります。
藺牟田池外輪山トレイル (鹿児島県)
鹿児島県薩摩川内市で開催されます。**ショート、親子ペア**(5km / D+290m)、**ミドル**(10km / D+580m)、**ロング**(18km / D+870m)の種目があり。藺牟田池の外輪山を周回するコースで、カテゴリーによって周回回数が増えます。